【チエルアルコは流星の】について

f:id:oyu1109:20190526210005p:image

 

 

この記事は、シャニマスにおける【チエルアルコは流星の】のコミュを読んで、これはヤバいとなり書いているものです。

 

(チエルアルコは、その内容の凄さから多くの人に考察しつくされてると思うので、ぼくなんかが考えたことをダラダラ書く必要もないかなとも思ったのですが、ぼく個人で強く思うところがあったので、本記事を書くことにしました.........と言おうと思ったのですが、書いている途中で考えていた着地点が違うなと思い、しかし長文を書き殴ってしまったのでせっかくだから投稿するものです。ただただこのコミュについて語っているものになっています。)

 

 

 

では、まず、コミュのあらすじについて。

読んでない方でネタバレが苦手な方はご注意ください。

このカードは以下の3話にて構成されます。

 

1. 『異邦の青、浮遊する』

めぐるは、映画に出演することになっていたが、脚本の修正により演じる予定だった役がなくなってしまい、その映画に出演する話がなくなってしまう。

めぐるが演じる予定だった役は『大正時代の日本にやってきた、大人しくて喋るのが苦手な青い目の女の子』

 


2. 『同調の水、されど』

外出中に寝癖に気づき、そのことを気にするめぐる。 

鏡代わりに近くのお店の窓に近づくと、そこはアクアリウムショップだった。 

そこでめぐるは、水槽の色鮮やかな熱帯魚の中に、他の魚とは違う色の魚を1匹見つける。

仕事が終わったらその魚を購入するためにもう一度来よう。と提案するプロデューサー。

またあとでね。とめぐる。

 

 

3. 『無重力ウテナ(True End)』

映画のめぐるの役について、プロデューサーから監督に再度交渉し、やはり駄目だったが、別の役(主人公の親友役)をめぐるにやって貰えないかと言われたとのこと。

その役を頑張りたいと申し出るめぐる。

その日も寝癖があったが、プロデューサーの指摘に対して、気にするほどじゃないよねと返すめぐる。

 

 

 

ひととおりサラッとコミュを読むと、

めぐるは、元気で明るく場を盛り上げる女の子というイメージが強いので、元気なめぐるにも考えたりする一面があるんだなぁ。という印象を受けるものです。

 

 

ではそれぞれのコミュの内容について。

 

1つ目のコミュ『異邦の青、浮遊する』

役を失うという重い始まり方です。(最初読んだときはこういうコミュもあるのかとびっくりしました。)


めぐるが演じるはずだった、『大正時代の日本にやってきた、大人しくて喋るのが苦手な青い目の女の子』について、

プロデューサーは「めぐるとはちょっと違うタイプの子だよな」と言っています。

これに対してめぐるは「やっぱりそう思う?」と返し、以下のとおり続けます。

 

「この子はね、いつもひとりで空を見ているんだよ」 

「台本を読んでいたら、この子に...なにか声をかけてあげたくなって」 

「わたしもこの子が見てた空のことをずっとずっと考えてたんだ...」

しかし、かけてあげる言葉は見つからないまま役も失ってしまいます。

 

「やっぱりそう思う?」という発言には、そのままのとおり、めぐる自身が青い目の女の子に対して共通するものを感じていたことを指していると予想できます。

そのため、めぐる自身が『ひとりで空を見上げている』ときは誰かに何か声をかけて欲しいと思ったことがある経験(若しくは現在そう)からか、『声をかけてあげたくなった』のだろうと思います。

 

 

2つ目のコミュ『同調の水、されど』

冒頭の寝癖が気になるめぐるは、小さな悩み事も気になってしまう心理状態等を指しているのかと思います。

 

水槽の中に一匹だけ色が違う魚を見つけ、

めぐる「すみっこに隠れて、なんだかひとりぼっちみたい」

P「寂しそうに見える?」

めぐる「私には分からない。この魚の気持ちはこの魚にしか分からない。もしかしたら、自分も他の魚と同じ色だったらって思ってるかも。」

めぐる「だけど、でも、だから...」

言葉が詰まり、自分でもなんと言えばいいか分からなくなるめぐる。

 

 

真に迫ったような会話です。普段の明るく元気なめぐるからは想像できず、初見ではびっくりしました。

他のコミュなどから、クラスメイトや友達を大事にしていることが分かり、他者との関わりの中で存在するという印象が強いめぐるが、水槽の中のひとりぼっちで泳いでいる魚に対して言及していることに対する意外性もありました。

 

 

その後、プロデューサーがこの魚を飼ってあげるかと提案し、めぐるは、

「(飼うなら)いろんな魚と泳がせてあげたい。この水槽以外の水槽もあるって教えてあげたい。」

 

この水槽(現在いる自分が排他されたコミュニティ等)以外にも、いろんな人、いろんな場所が存在するんだよって、教えてあげたかったのかなと思います。

 

そして去り際に、その魚へ一言。

「大丈夫...きみの色は、とっても綺麗だよ」

 

 

ここで、1つ目のコミュで演じる予定だった女の子と2つ目のコミュの一匹の魚、そしてめぐるについて考えると、

 

演じる予定だった女の子

・青い目(舞台が日本なので他の人と違う色)

・いつもひとりで空を見上げていた(異邦の出のため、他者と打ち解けられていない状態、若しくはそれについて悩んでいる状態)

 

一匹の魚

・他の魚と色が違う

・ひとりぼっちで泳いでいる

 

めぐる

アメリカ人と日本人のハーフで青い瞳

 

青い目の女の子にかけてあげる言葉を考えていたり、魚が自分も他の魚と同じ色だったらって思ってるかもと発言していたり、めぐるが普段にない様子だったことから、

めぐるは、青い目の女の子や一匹の魚に自分と似たようなものを感じているんだと思います。

 

ここから、めぐるもハーフや青い目という個性を理由に小中学校等でひとりぼっちだったり悩んでいたりしたのかなとも予想できます。

 

しかし、それらを前提によくよく考えると「魚の気持ちは分からない」というめぐるの発言は衝撃的なものです。

 

なぜなら、めぐるが過去に何を経験したのかは分かりませんが『他者の気持ちは分からない』という確固たるものがめぐるの中にあるとすると、

友達を大事にしていたり、青い目の女の子にかけてあげる言葉を必死に考えていためぐるが矛盾するように感じたからです。

 

他者の気持ちは考えても分からないのに、どうしてそこまで青い目の女の子がかけてほしい言葉を考えられるのか。

 

しかし、めぐるというのはそういう人物なのかなと自分の中で結論がつきました。

 

最初1つ目のコミュを読んだときは、めぐるはハーフでハブられてたから今は友達をたくさん作ってぼっちにならないようにしてるんかなーと軽く考えてしまっていた自分もいたのですが(ごめんなさい)、

他者が思っていること全ては分からないけど、出来る限り寄り添って相手への言葉を考えてあげる。それがめぐるという人間の本質で、友達が多くなった要因なのかなと。

 

 

いろんな魚と泳がせてあげたい。この水槽以外の水槽もあるって教えてあげたい。というめぐるの発言は、

自分にもその魚のような頃はあったけど、イルミネや学校の友達と出会えて、いろいろな経験をしてきたことを指しているんだと思います。

 

 

そして3つ目のコミュ『無重力ウテナ

青い目の女の子の役を演じることはなくなりましたが、主人公の親友という『元気な役』を演じることになります。

元気というめぐるの『個性』が活きる配役ですね。

 

青い目の女の子に対してめぐるは、

「いまはもう、あの子にかけてあげる言葉が見つかったから...」

 

(めぐるが見つけた言葉は、めぐる自身にしか分からないものですが、個人的には、魚に言った「大丈夫...きみの色は、とっても綺麗だよ」に類する内容かと思ってます。)

 

 

そして、めぐるが綺麗な空だと空を見上げてながら、

「すごいね。色って、心で見てるんだね」 

「わたし、この鮮やかな空を みんなに見せられるようになりたいなあ」

 

心臓が止まりそうになりました。

『同じ空でも、心の持ちようによって見え方が変わる』

その考え方、そのものが素敵だなって思うとともに、

鮮やかな空を見せたい、つまりファンや他者の心を晴れやかにしたい、元気付けたいと考えるめぐるが本当に素敵だなと思いました。

 

 

青い目だとか、他の魚と色が違うだとか、個性は考え方次第で長所に成り得、

悩んでいるときに気になった寝癖も元気なときは気にならない。


心の持ち方が物事の価値を定義するんだなって。

 

 

めぐるが言い切ったように『他者の気持ちは分からない 』

でも、相手を元気づけたり、楽しませたりすることで、

相手が見る色は鮮やかになるのかな。

 

めぐるが個性を活かして今では友達がたくさんいるように。

 

八宮めぐるちゃんは、他者に寄り添って考えることができ、鮮やかな色を見せてあげられる、素敵な子です。

 

 

A3!というアプリについて

f:id:oyu1109:20180417082223p:plain



A3!(エースリー) について



これはフォロワーさんに是非読んでもらいたいです。

最近の@oyu1109は「 #花守ゆみりA3部 」とかいうクッサいタグで身内で馴れ合っているなぁ と嫌悪感を抱いている方には特に読んでもらいたいです。

簡単に言うと、
声優の花守ゆみりさんがA3!の話をしていた
花守のオタクで始めるか

という流れなので馴れ合いでやっていることを全面的に否定するつもりはありませんが、
A3!は純粋に面白いところがあり、そこをみなさんに伝えたいと思いこの文章を綴っている次第です。


A3!(エースリー)は、リベル・エンタテインメントが提供するスマートフォン向けアプリケーションゲーム。ジャンルはイケメン役者俳優ゲーム(AVG)。(wikiより)

簡単に言うと、女性向けのイケメン育成ゲームです。

このアプリの存在を知ったのは、花守ゆみりさんが自身のラジオにて、田中美海さんや大地葉さんとともにこのアプリにハマっているという話をしていたからです。

登場人物は主人公以外ほぼ全員男性の女性向けゲーム。それだけで私は無条件に拒絶を覚えてしまいました。「あ、俺は関係ないな...」と。

しかし、花守ゆみりさんのラジオにゲストで田中美海さんがいらしていた回がありました。

その回は、スキがあればA3!の話をする2人。
未プレイのオタクを置いてけぼりに、楽しそうにトークする2人。

お前らがそこまで楽しそうにするならやってみるか、話にもついていけないし。と完全には乗り気でない状態で私もA3!をダウンロードするに至りました。


ストーリーとしては、簡単に言うと、主人公が劇団員を育てて公演を成功させ、借金をかかえた劇団の再建を図る というものです。

劇団員は、春 夏 秋 冬 と4つの組に分かれており、初期ではそれぞれに5人ずつ所属し20名から構成されます。

その20名+αから、推しキャラや推しカプや推し組などを見つけてオタクは盛り上がっているという感じです。


私がこのゲームに価値を感じた点は大きく2点あります。

1つ目は「アニメとの演劇の違い」

花守さんが「芝居をする者としてA3!はいろいろ思うところがある」的な発言をしていたのが私がこのアプリをインストールしようとした決め手です。
自分が尊敬する声優さんが、芝居について影響を受ける作品とはどんなものか、純粋に知りたくなりました。

個人的に思ったのは、その場に合った声が録れるまで演じるアニメとは違って、演劇というのは全て『生』。その場限りで、かつ見返すこともできない。そういう場でどのようにものを伝えるかが見所なのかなと思いました。声優さんとしては朗読劇などのイベントがこれに当たりますかね。
その中で一番の見所はアドリブ。アドリブがマジで『アドリブ』です。アニメでもアドリブというのはよくありますが、これらはNGのときは使わなければいい で済みます。演劇でのアドリブは、打ち合わせは勿論ないし、そこから他のメンバーが上手く合わせられなければシラけて失敗に終わってしまう。しかし、だからこそハマったときが鳥肌の立つほど面白い。そんなシーンがストーリーにも何箇所かあり、素直に興奮します。


2つ目は、「キャラの掘り下げ」

キャラ個人、カプ、組での掘り下げがすごいです。

こういった作品は、グループ内でのカプ(2人組)やユニットなどでのやりとりを愛でるのが1つの楽しみ方として存在します。
ラブライブで9C2通りのカプを妄想してキモいオタクの笑みを浮かべていた私も例外ではなく、ここに魅力を感じました。
ただ、ラブライブなど他の作品では、日の目を見ることのない一部の組み合わせ必ず存在してしまいます。(アニメ作品では尺の関係から仕方のないことなのですが。)
しかし、A3!では、ストーリーを始め、出稼ぎ(2人のキャラを選んで行う)での掛け合い、リンクスキル(特定の組み合わせで発生する効果。これはキャラごとの共通点などから設定されているもの。)、などキャラ同士及びキャラ個人での掘り下げが本当に充実しています。

ここで1番の問題点ですが「そもそも俺は百合厨だ。男と男が仲良くしてようが関係ねえよ。」という方がいらっしゃることでしょう。

私も「俺が好きなのはあくまで可愛い女の子だ。アニメ作品も、男は出来る限り出てこないやつしか見ねえ。」と叫びながら生きてきましたが、私の場合は意外なことに男でも大丈夫でした。これについては「本当に無理。」って方もいらっしゃると思うのでそういう方にとってはどうしようもない点ですが、私のように意外といけてしまう方も存在すると思いますので、食わず嫌いはせず、まずはやってみて欲しいと思いこの文章を書いているところです。
(オタクは非リアな自分では実現が出来ない、もしくは好きなキャラと異性の組み合わせは想像したくないので "男女の組み合わせ" ではなく、女の子同士という同性の組み合わせを好む傾向にあり、その考えを持つ人は男性同士の掛け合いを楽しむことができる可能性も秘めていると個人的には思います。)


以上2点が大きなところですが、簡単にいってしまうと
「ストーリーが面白い。」
これに尽きます。


普通に面白すぎワロタとなるので気が向いた方はぜひやってみてください。


おゆより

てんお〜さんゴリ押ししてくれてありがとうございました

ぼなぺてぃーと♡S

『ぼなぺてぃーと♡S』という曲について。

 

「ぼなぺてぃーと♡S」の画像検索結果

 

 

 

www.youtube.com

 

聴いたことがない方は、このMV映像をご覧ください。

 

 

 

『ぼなぺてぃーと♡S』とは

・2017年秋放送(現在放送中)テレビアニメ『ブレンド・S』のオープニングテーマ。

・歌唱 声優ユニットブレンド・A(和氣あず未鬼頭明里春野杏)』

・作詞 こだまさおり

・作曲編曲 y0c1e

・2017年11月22日 アニプレックスより発売

・「ぼなぺてぃーと」はイタリア語で「召し上がれ(buon appetito)」の意。

                                     

 

アニメ『ブレンド・S』とは

この記事ではアニメの内容について深くは語りません。気になった方は現在放送中ですのでぜひご覧ください。

・今期(2017秋)のきらら枠。

・「属性」特化の喫茶店『スティーレ』を舞台としたコメディ。WORKING!!』っぽい。

 

 

曲について

・イントロでは「Smile」「Sweet」「Sadistic」「Service」などと、「S」から始まる単語がリズムよく登場。

・歌詞全体で喫茶店・スティーレの仕事が描かれており、彼女たちの仕事への意気込みが表現される。

・転調が多い。(店長とかけているためだと思われる。)

・裏打ちドラム(クローバーかくめーしょん)、変な和音と途中のジャズ(PUNCH☆MIND☆HAPPINESS)、メンバー交代での歌唱(とまどい→レシピ)など、これまでのきらら曲の集大成のような曲。

『1回聴いて中毒になる曲』でありながら『何回も聴いて中毒になる曲』だと感じています。

                                     

   

                                        

曲の評価

 

イントロはスライドでベースが入り、華やかなブラスが響きます。

サビの旋律を流用してアレンジしてるタイプの前奏で、スタートから疾走感が生まれ、のちのサビのメロディが抵抗なく馴染む定番の手法です。

 

Aメロのベースやらのミュートの使い方が神です。間を「|」とすると、『さあ|扉を開けて|未知なるパラダイス|体験しよう おいでおいでYOU』の部分は、メロディと演奏が一体となって短いセクションが積み重ねられていくので、短いミュートで焦らされながらも歌唱に集中しやすくなり、次の音への期待感があふれ出す部分だと思います。

続いてドラムとピアノが主張。今度は逆に隙間の埋め方にこだわりが窺えるような展開になり、ミュートがクドくなる前に調整していて評価できます。

 

サビは、前奏で伏線として同様のメロディが組み込まれているため、初聴でも受け入れやすいものになっています。目立たずとも仕事はこなすベースと主旋律に追従するブラスとバックで暴れるピアノとテンションの高いドラムによってアップテンポに磨きをかけています。

『Bouno Bouno ブレンドしたい』は、跳ねた音符に囲まれた中、浮いているようにすら感じられる美メロであり、落としどころとして相応しいと感じます。

 

1番が終わってそのまま2番にいくかと思いきや、ここでCメロが登場し、意表を突いてきます。

 

(個人的な思い出ですが、アニメ公開後にアニプレックス公式がYoutubeにあげた動画は、冒頭に掲載した1番のみのショートバージョンでした。しかし、このMV、聴けばわかるのですが、このCメロ、2番の歌いだし前の導入部までは少しだけ入っています。3秒程度ですがこれがやばかった。私の発売への期待を大幅にあげてしまいました。ジャズチックな入りをすることが伺い知れたのです。)

 

Cではジャズらしいベースの心地よさとグルーヴィーなピアノで耳が幸せになります。『千客ばんばんらーい!』 とそのまま勢いを殺さず2番Aメロへ。

 

2番Aでは、旋律やアレンジが1番とは全く違います。Cでの流れを持ち越してクラップも交えながらのラテンといった感じの編曲です。

 

その後はBメロ及びサビは1番と比較して大きな変更点はありません。

 

間奏はアッパーなギターソロが登場し実にアニソンの間奏らしいものです。

 

しかし、そんなベタな演出を見せた後だからこそ続くラスサビ前コーラス部が光ります。ここには登場していないメロディ(Cメロ、落ちサビなど)か、Bメロが再び出てくるというのが定石ですが、ここで出てくるのは意外にもAメロの旋律なのです。

ただAメロそのままというわけでなく、後半では旋律が変化し、Bメロのものと混ざっていくという複雑な展開です。

 

そしてラスサビは、1番と比較してメロディもアレンジの勢いも増していて、『終わる感』を出しながら終わっていく、いかにもアニソンといった終わり方です。大サビが1オクターブ上がる点など、電波音楽らしさを忘れずに置いていく仕事っぷり。

 

素晴らしい曲です。

 

演奏について、以上です。

 

 

クラップについて

 

ライブで入るかどうかは別として、アニソンの曲中でクラップのような音が聴こえることがあるかと思います。私はその『クラップ音』が大好物で、ライブでも音源に合わせてクラップを入れたくなるタイプです。クラップ大好きマンとして、それについての話をするためにこの記事を書いたと言っても過言ではないので、この場をお借りしてお話させて頂きます。

 

ラブライブ!の『ラブノベルス』という楽曲についてお話させてください。

ラブノベルスでは、Aメロで、〔タ:半音、タン:全音、ン:半音休、ウン:全音休〕とすると、

 

ウンタン ウンタン ウンタン タタン

 

ウンタ ウンタ ンタンタ ンタタン

 

というクラップが聴こえてくると思います。

これは、Aメロで2回ある同じメロディ部分で違うクラップでリズムをとっているのが特徴です。

『ラブノベルス』は(個人的に分かりやすいと思った)例として挙げさせてもらいましたが、こういった変化のあるクラップは、しっかり入れれたりするとライブで通ぶれて楽しかったりします。オタクは同じことを何度もするのは飽きてしまう生き物なので、こういう変化は面白いし、楽しいものです。

 

『ぼなぺてぃーと♡S』にもこの変化のあるクラップ音は存在します。

Bメロで1番と2番とで異なるのです。

〔タ:半音、タン:全音、ン:半音休、ウン:全音休〕とすると、

 

1番Bメロ

ウンタン ウンタン ウンタン ンタタン

 

2番Bメロ

ンタ ンタ ンタ ンタ ンタ ンタ ンタ …… (半音裏打ち)

 

1番Bメロのクラップはよく聴く定番クラップ故の楽しさがありそうですし、2番Bメロの半音裏打ちは頭を縦に揺らしたりしながら叩くとクソ楽しそうです。

 

『ぼなぺてぃーと♡S』はこの変化のあるクラップ以外にも、Aメロ裏打ち、2番Aメロ前ぼなぺてぃー「タタン」、落ちサビ前「ッタッタッタ」など、クラップ厨歓喜の楽しそうな箇所が多数存在します。

 

曲によってはクラップ音があるのにクラップをしない人が多数なこともあったりすると思いますが、本人がここはクラップや!と感じたらどんどん入れていくのが楽しいと思います。(もちろん、場の雰囲気とかにもよりますので完全に自己責任ですが。)

 

 クラップについては以上となります。

 

 

そして、この記事を書く上で人に伝えたいなと思ったことは以上になります。

以下に当該曲の歌詞を掲載します。

歌詞の下にもいろいろ記述してあるので、お時間が許しましたらぜひご覧ください。

 

最後に、ぼなぺてぃーと♡Sを聴いたことがない人はぜひ聴いてみてください。おすすめです。

 

 

 

 ______________________

 

 

歌詞

 

Smile・Sweet・Sister・Sadistic

Surprise・Service・We are スティーレ !!

 

さあ扉を開けて 未知なるパラダイス 

体験しよう おいでおいでYOU 

そうキミを待つのは 不思議なオアシス

ほっこり日常に ちょっぴりSpice

 

くーるんくーるん かきまぜちゃうんだ

ぐーるんぐーるん 当店自慢のフレイバー

サービスサービス ご褒美タイム

おもてなし ココロこめて

 

Welcome to…

わーい! わたし達と一緒にめくるめくワンダーデイドリーム

愛情マシマシ 煩悩ナデナデ 誠心誠意つとめます

いえーす! キミの元気チャージにひと役かえるかな

こーいった感じも あーいった感じも

意外と悪くないでしょ?

 

Buono Buono ブレンドしたい

キミにきゅんきゅんきゅん ハートにぱんちぱんちぱんち

Buono Buono ブレンドしたい

お口にあいますか? お口にあうといいな♪

 

ぼなぺてぃーと? ×3

千客ばんばんらーい!

 

ちょっと、なんか、不本意ながらも いつだって需要は斜め上

そんじゃ、いっか、ホントのわたしは

シークレットモードで営業スイッチオン

 

くーるんくーるん かきまぜてもっと

ぐーるんぐーるん キミ仕様のフレイバー

サービスサービス 極上タイム

癒しとはかくあるべき

 

Welcome to…

わーい! わたし達のお店に本日もようこそ

おかえり待ってた リピートうれしいな 店員一同歓迎

いえーす! キミのお疲れさまにピッタリのレシピで

こーゆうのどうかな あーゆうのアリかな

よろこんでもらえるかな

 

Smile・Sweet・Sister・Sadistic

Small・Strenge・Serious・Selfish

Secret・Super Girl・We are スティーレ !!

 

さあ扉を開けて 愉快なパラダイス 

怖がらずにおいで、おいで 

そう、いつも通りの毎日に イロドリとアソビゴコロ

召し上がれ ブレンド・S

 

Welcome to…

わーい! わたし達と一緒にめくるめくワンダーデイドリーム

愛情マシマシ 煩悩ナデナデ 誠心誠意つとめます

いえーす! キミの元気チャージにひと役かえるかな

こーいった感じも あーいった感じも

意外と悪くないでしょ?

 

Buono Buono ブレンドしたい

キミにきゅんきゅんきゅん ハートにぱんちぱんちぱんち

Buono Buono ブレンドしたい

お口にあいますか? お好み聞かせてね

お口にあうといいな♪

 

 

 ______________________

 

以下、続きです。

 

 

MVの個人的お気に入り

・「Smile」「 Sadistic」でいちいちおさげを揺らす和氣あず未さん。

・「We areスティーレ!!」でテンポよく両手を広げる3人。

・Aメロ前で曲に合わせて跳ねる3人。

・「そうキミを待つのは→不思議なオアシス」春野杏さんのテンションの変化。

・「おいでおいでYOU」鬼頭明里さんの歌い方好き。

・「当店自慢のフレイバー」春野杏のフレイバーの歌い方、オタクだからクセになってしまう。(歌詞を見るまで『縦縞のフレーバー』とか『だって自慢のフレーバー』とかと勘違いしてました。)

・「ココロこめて」鬼頭明里さんの歌い方好き。

・「ワンダーデイドリーム」指を銃のようにして打ち抜く定番のフリ。

・「あーいった感じも」鬼頭明里さんの歌い方好き。

・2番「くーるんくーるん」気の進んでないっぽい顔で指くるくる鬼頭明里さん。

 ・「Buono Buono ブレンドしたい」ガニ股でヒザを曲げてるのがまぬけで可愛い。

・「わーい!」「いえーす!」好き。

 

 

『S』について

・味覚に関する語はSスタートが多いです。歌詞に出てくるSweet (甘い)もそうですが、sour(酸っぱい)、salty(しょっぱい)、spicy(辛い)、savory(うま味)など。

味の種類のようにいろんな『味』がする属性を持ったキャラがいる喫茶店という意味合いもあるのかなと予想します。

・もちろん、桜ノ宮苺香ちゃんの属性である『ドS』と(コーヒーかなんかの)ブレンドのSサイズ、みたいなものがメインの由来だと思いますが。

 

 

y0c1e』さんについて

作編曲者のy0c1e(ヨシエ)さん。生音の艶っぽさを打ち込みで補助する編曲スタイル。

ボカロPの頃からその頭角を露わになさっていました。

手掛けた曲として、

 

恋愛ラボOP

『恋愛(ラブ)したいっ!』藤女生徒会執行部(沼倉愛美赤崎千夏水瀬いのり佐倉綾音大地葉

清涼感のある曲入りとサビ、途中の低音、みなみけ感あるラップ、耳が幸せなキーボ。

 

人生相談アニメ「人生」OP

『凸凹解決せんせーしょん』あやめと優里花from乙女新党

イントロのギター、2番Aメロのベース、つよい。

Bメロの溜めでいちいち飛びたくなるし、なんだこれwwwなんだこれwwwという感じ。

 

他にも以下の楽曲を手掛けられています。

 

ろんぐらいだぁす!OP『♡km/h』Ray

 

ガーリッシュナンバーOP

『Bloom』千本木彩花、本渡楓石川由依鈴木絵理大西沙織

 

『Cocoro Magical』777☆SISTERSTokyo 7th シスターズ

 

ボカロだとネトゲ廃人シュプレヒコール、男の娘メモラブルなど携わっておられます。

 

 

 

『デタラメなマイナスとプラスにおけるブレンド考』

・A面2ndは『ブレンド・S』ED曲。ボーカルは同じくブレンド・Aの3名。

・意外とロックで激しい部分もありながらEDらしい落ち着きも兼ね備えているナンバー。

・曲タイトル及び作詞はこだまさおりさんです。この曲ではコーラスにも参加されてます。

・作編曲は山田高弘さん。ラブライブ!μ`sの『Snow halation』などでお馴染みの方です。

・ちなみに03.~04.は、01.『ぼなぺ~』及び02.『デタラメな~』のInstrumentalです。

 

 

DISC2について

DISC 2(Blu-ray)

01.「オープニング映像」 ←アニメのです

02.「ノンクレジットエンディング映像」

03.「ぼなぺてぃーと♡S」MUSIC VIDEO ←声優のです フルです

 

 

ユニットについて

・アーティスト名の『ブレンド・A』というのは、作中のメインキャラのCVを担当している声優陣からなるユニットのことで、和氣あず未鬼頭明里春野杏の3名がボーカルを務めています。

・キャラとの対応 桜ノ宮苺香(和氣あず未) 日向夏帆(鬼頭明里) 星川麻冬(春野杏)

・『A』の読み方は、ブレンド・SのSにかけてか「えーす」です。ぶれんど・えーす。

和氣あず未鬼頭明里春野杏、それぞれ名前のイニシャルが『A』となっています。

・「キャラ名(CV:声優名)」というクレジットではないので、キャラが歌っているという体ではない可能性があります。アニメOP映像では当該の3名と他2名の計5名で歌っているような感じなので、キャラ名を付加すると映像との整合性がとれないことからだと予想します。また、ユニット名のAというイニシャルが声優由来であることも一因かもしれません。(クレジットについては考えすぎかも。)

 

 

MVでの店長役について

・MVで店長役として出演している男性は、フランス人モデルの『ロマ・トニオロ』さん。調べれば実は元プロフィギュアスケート選手だとかヘアメイクアーティストの資格を持っているだとか出てきます。こいつナニモンだよと思った方へ。

 

 

 

 

以上です。

明日、12/3は、ブレンド・Sのイベントなのですが、ぼなぺてぃーと♡Sが生で聴けるらしく本当に楽しみです。

 

それでは。